災害で助かった後わかった、生きるために数日必要な6つのもの

災害で助かった後わかった、生きるために数日必要な6つのもの

高校2年生の時に阪神淡路大震災で被災しました。

 

 

自宅は戸建てで半壊となり家具や家電製品は壊れたものが多かったのですが

 

 

幸い家族は全員助かりました。

 

 

まずは助かった、しかしこれから生きていかなければならないのです。

 

 

大きな壁はライフラインの寸断です。

 

 

電気はその日のうちに復旧しましたが

 

 

水道は水道管の破損の可能性があるためすぐに通すことはできないということでした。

 

 

近所のだれかの親戚が水をもってきてくれたとなると配ったりと助け合いをし

 

 

自転車がある大学生が行けるところまで行ってくるといってお弁当を買ってきてくれたりしました。

 

 

ですがこれが大都会であればどうでしょうか。

 

 

昔から顔見知りの近所付き合いがある地域だったからできた助け合いかもしれません。

 

 

では近所同士の助け合いが全くないと仮定した場合

 

 

物資が届き始めるまでの数日間生き延びれたかというと確信はありません。

 

 

誰も頼れないとして

 

 

災害が起こってしまった場合に物資がくるまでの数日間

 

 

必須なものを紹介します。それをかさ張らないリュックに詰めておきましょう。

 

 

(1)水:2Lペットボトル数本が理想ですが逃げる時に難しい

 

下手するとこれを持っていたために逃げ遅れるということも考えられます。

 

 

今は缶のものがあるので逃げることを考えれば缶か500mLペットボトルの水が良いです。

 

 

まずは助かることです。

 

 

保存期間も考えて保存飲料水をおすすめします。

 

 

(2)保存食料:ゆでたり電子レンジを使うものはだめなので専用の非常食がよいです。

 

ちなみに、わたしの被災時にこれがなかったためカロリーメイトを食べて数日過ごしていました。

 

 

(3)服用している薬:持病がある方は必ず。

 

助かっても持病で亡くなっては意味がありません。

 

 

(4)メガネ・使い捨てコンタクト:近視の人は必ず。

 

特に地震なら余震や、2次災害が起きようとしているときに目が見えていないのでは助からない可能性が高まります。

 

 

保存液が必要なものはケース、保存液が必要となるので非常時にはメガネか使い捨てコンタクト数日分です。

 

 

(5)衛生用品:女性なら生理用品、軽いので多めがよいです。赤ちゃんならおむつです。

 

 

(6)赤ちゃんの携帯用粉ミルク:これはお湯がないと溶かせないかとは思うのですが

 

使えるかもしれないので携帯しておきます。ミルク育児の方だけではなく母乳の方も必要です。

 

非常時には母乳がでなくなることもあります。

 

 

以上が、最低限の非常持ち出し品と考えています。

 

 

水の備蓄は、町内などのコミュニティの倉庫にも多めにしておくべきであると思います。

 

 

災害時には中に入れないこともありますが、自宅にも水や食料の備蓄はしておいてください。(30代・女)